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【比較】不用品・粗大ゴミの回収は市・区役所と回収業者どっちがお得?
引っ越しや生前・遺品整理など、片付け時に出る不用品や粗大ゴミ。回収を依頼する際に、市・区役所と回収業者のどっちがよいのか迷う人もいるのではないでしょうか。この記事では、不用品回収や粗大ゴミの処分について市・区役所と回収業者を比較し、両者の違いやどっちがよりお得に利用できるかを解説しています。その他の処分方法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
市・区役所と粗大ゴミ回収業者のどっちに依頼すべき?
市・区役所による不用品回収は費用が抑えられ、違法業者によるトラブルの心配がない点がメリットです。しかし、大型のゴミでも自分で運び出し、玄関先もしくは回収場所へ運ぶ必要があります。一方の粗大ゴミ回収業者は希望日に依頼でき、運び出し作業も任せられるため手間がかかりません。その分、費用はかかりますが、ゴミの量に応じた料金体系を選べます。
即日対応は可能?日時指定について
市・区役所に不用品回収を依頼する場合、収集日が決まっているため日時の指定はできません。また、基本的に土日の回収は行っておらず、混雑具合によっては回収日が数週間先になるケースもあります。市・区役所へ不用品回収を依頼する流れは、以下の通りです。
- 市・区役所に申し込む
- 粗大ゴミの種類と数を伝え、収集日・手数料を確認する
- 粗大ゴミ処理券を購入する
- 処理券を粗大ゴミに貼り付け、指定日に回収場所へ搬出する
反対に、粗大ゴミ回収業者の多くは年中無休なうえ、即日対応も可能です。都合のよい回収日を指定でき、作業時間も軽トラ程度の不用品なら約30分が目安となります。依頼の流れは、以下の通りです。
- 粗大ゴミ回収業者へ問い合わせる
- 打ち合わせにより、回収日・プランを選択する
- 回収業者による不用品の搬出・積込作業
- 不用品回収後、その場で料金の支払い
処分できるものに違いはあるの?
市・区役所で不用品を処分する場合は、処分対象品かどうかの確認が必要です。家電リサイクル対象商品をはじめ、回収できないものがあるため注意しましょう。例えば、次のような品目です。
【家電リサイクル法対象品目】エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機
【資源有効利用促進法対象品目】液晶ディスプレイ、ノートパソコン、デスクトップパソコン
【処理が困難な品目】ピアノ、タイヤ、バイク、バッテリー、消火器など
粗大ゴミ回収業者は、一般家庭にあるものなら回収できるケースが多いため、ほぼ全ての回収が可能といえます。ただし、以下のものは回収できません。
- 有害性のあるもの
- 引火性のあるもの
- 危険なもの
- 著しく悪臭を発するもの
袋詰めや運び出しなど事前準備について
市・区役所では、基本的に粗大ゴミの運び出し作業は行っていないため、自分で指定場所まで運ぶ必要があります。その際に粗大ゴミ処理券を購入し、貼り付けるのが一般的です。自治体や品目によって手数料が異なるため事前に確認が必要で、処理券には名前や受付番号など必要事項を記入しなければなりません。
粗大ゴミ回収業者では不用品の運び出しも行います。エレベーターやトラックが進入できない場所でも対応可能。回収業者によっては、吊り下げ搬出や解体作業まで代行してくれます。不用品とそうでないものがはっきりしていれば、袋詰めから運び出しまで全て対応してくれるサービスはメリットのひとつ。ほとんどの回収業者では相談・無料見積もりに24時間対応しているので、時間を気にせず相談しやすいといえます。
料金の相場は?安いのはどっち
以下は、自治体と回収業者の料金例です。
品目 | 市・区役所 | 粗大ゴミ回収業者 |
---|---|---|
ベッド | 1,600円 | 5,000円 |
ベッドマット | 1,600円 | 5,000円~1万円 |
ソファ | 1,600円 | 5,000円 |
市・区役所による粗大ゴミ回収は行政サービスとして提供しており、税金によって補われているため低料金です。粗大ゴミ処理券の購入や、自分で全ての不用品を運び出す手間はかかりますが、回収業者よりも安く粗大ゴミを処分できます。
一方の粗大ゴミ回収業者は、搬出の手間はかかりませんが、品目ごとの料金は高めになります。ただし、パックプランを利用すれば不用品の個数に関係なく、固定料金で回収してくれるため大量に不用品を処分したいときに最適です。少しでも費用を抑えたい場合は、自治体の粗大ゴミ回収と併用するとよいでしょう。また、大型のゴミをあらかじめ解体しておくと、積み込める量が増えるのでおすすめです。
不用品・粗大ゴミを処分する方法
自治体と粗大ゴミ回収業者を利用する以外にも、不用品を処分する方法があります。リサイクルショップやオークションサイト・フリマサービスは、不用品を売ってお金に替えられる点がメリットです。引っ越しに伴う不用品の処分なら、引っ越し業者に依頼してみましょう。それぞれの処分方法について、詳しく紹介します。
リサイクルショップへ持ち込む
不用品の状態が比較的よい場合は、リサイクルショップに買い取りを依頼してみましょう。不用品をお金に替えられるうえに、自分のタイミングで持ち込めます。まだ使用可能な家具・家電の処分がためらわれる人におすすめです。取り扱いジャンルが幅広いショップを選べば、不用品をまとめて査定してくれます。事前に汚れを拭き取り、できるだけきれいな状態で持ち込みましょう。
リサイクルショップが遠い、あるいは運搬が難しい場合、ショップまで不用品を運ぶには手間がかかります。最近では出張買取サービスを実施しているショップも多いため、利用すると便利です。しかし状態によっては、査定後に買い取り不可となるケースも考えられます。店舗側で引き取り可能か確認しておくとよいでしょう。
オークションサイトやフリマサービスを利用する
オークションサイトやフリマサービスに出品するのもひとつの方法です。金額を自分で設定でき、個人情報を明かさずにやりとりできるサービスもあります。ただし、自分でさまざまな手続きが必要です。
- 出品
- 価格設定
- 問い合わせ対応
- 梱包
- 発送
出品にあたっては写真や商品説明などを入力します。購入者から値段交渉される場合もあるでしょう。商品に関する問い合わせにも対応しなければならず、思ったよりも手間がかかります。また、商品説明と実物の状態が大きく異なると、購入者とトラブルになるケースも少なくありません。出品から発送までは時間がかかるため、買い手がつかなかった場合には粗大ゴミとして処分するなど事前に対処方法も検討しておきましょう。
引っ越し業者に依頼する
引っ越しに伴う不用品は、引っ越し業者に依頼できる場合があります。一部の引っ越し業者では買い取りも行っており、引っ越しと不用品の処分を同日に行える点は魅力的です。引っ越す予定があれば便利なサービスといえるでしょう。
ただし、あくまでも引っ越しの依頼主が対象です。また、全ての引っ越し業者が対応しているわけではなく、引き取れる不用品にも限りがあります。ほとんどはエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機といった家電リサイクル法対象製品に加え、ピアノや大型家具が引き取り可能品目とされています。費用面で見ると、自治体よりは高くなりますが、粗大ゴミ回収業者よりは安い傾向です。
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粗大ゴミや不用品回収の依頼先は、処分する品目とかけられる手間やコストによって異なります。費用を極力抑えたいなら自治体がよいでしょう。自治体では回収不可の品目があり、効率的に不用品を処分したいのであれば粗大ゴミ回収業者がおすすめです。
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